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材木の継ぎ方 [家]

 材木を継いでいく方法には、様々なものがあります。一本の木と比較すると、木を継ぐことによって弱くなることはしかたがありません。しかし昔から伝わってきた『継ぎ手』は、どうしたら強く継げるのかを目指したものなのです。ボルト継ぎは木が乾燥していくとガタガタしてゆるくなることがあります。伝統的な『継ぎ手』の場合は、木が乾燥すれば乾燥するほど、締め上げる力が増す方向に引っ張られるようになっています。
伝統的な『継ぎ手』は日本の大切な技です。そこに名前が付いていることからも分かります。名前の付き方は、意匠性と強さの面から考えられているのだそうです。
名前を見てみましょう。
◎金輪継ぎ
kanawatugi.JPG

◎腰入れ両目違い継ぎ
◎腰掛け蟻継ぎ
◎追掛け大栓継ぎ
◎腰入れ目違い継ぎ
それぞれの継ぎ方には、それぞれ特徴があり、どの箇所にはどの継ぎ手がいいとかあるそうです。伝統工法の大工さんたちは、これらの技術を身体で覚えてできるのですね。すばらしいです。
kigumi.JPG

木の継ぎ方を示す材木が展示場に並びました。どれがどの継ぎ手か、私にはなかなか分かりません。やってきた子どもたちがきっと遊び興じるにちがいありません。
タグ:伝統構法
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コメント 9

肉球

組み合わせるのはパズルのようで楽しそう♪
昔の人は接着剤や釘を使わず継げる方法を
よくぞ考え出したと改めて感心しました。
by 肉球 (2009-12-04 00:40) 

chal

継ぎ手・仕口・・・昔の大工さんは凄いですよね・・・。私も長野の師匠から、台もち継ぎの変形(オリジナル)を習う?いや、まねて、床下の大引きを直しました。残念ながら、補強にネジを打ってます。
by chal (2009-12-04 17:24) 

kurizo

記事とは関係ないかもですが、今日、都内の京浜東北線に乗っていた時に電車内のムービー広告で、パナが古民家を再生する伝統構法を紹介していました。その流れでエコナビのCMに突入してましたが(^^;;
by kurizo (2009-12-04 17:31) 

前太

わたしも機会があれば「継ぎ手」をじっ~と見ているのですが、
どれも知恵の輪のようでチンプンカンプン。
物理的になんで可能なのか理解できません。

まして木材の反る方向まで計算して強度を出すなんて……。
ホント職人技ってすごいですね~。


by 前太 (2009-12-04 18:11) 

kido_azusa

肉球さん
本当に驚く技です。この展示の前に座ってあれこれ楽しむことができます。それを実際に家に使うのですから、すごい。
by kido_azusa (2009-12-04 19:16) 

kido_azusa

chalさん
一体、どうやってこういう技を生み出したのでしょうね。驚くことばかりです。

by kido_azusa (2009-12-04 19:17) 

kido_azusa

kurizoさん
いろいろ資料をありがとうございます。気にしてくださっていることが本当にうれしいです。
by kido_azusa (2009-12-04 19:30) 

kido_azusa

前太さん
名前の中に『蟻』という字がつくものがあります。どういうものか、詳しく知りたいなと思っています。強度計算なんてすごいですね。
by kido_azusa (2009-12-04 19:52) 

toyo

>ボルト継ぎは木が乾燥していくとガタガタしてゆるくなることがあります。

おっしゃるとおりで・・・私も床下で基礎と土台をつなぐ
アンカーボルトがガタガタしてゆるくなっているのを何度も
見たことがあります。
想像以上にぐらぐらしてびっくりしました。
by toyo (2009-12-06 23:19) 

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