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もとこちゃんちの家づくりのおはなし(7) [もとこちゃん]

もとこちゃんちの家づくりのおはなし(7)
もとこちゃんのおかあさんは、伊東社長に質問をしていました。聞いていたもとこちゃんは『むずかしい話だな』と思いました。それは、この写真のように、まがった石の上に柱がピタッと立っていること話でした。どうしてこうなるのだろうかとお母さんは聞いていました。
 それは、『ひかりつけ』という技術だそうです。まず、石の上に柱を立てて、からす口という道具を使って線を引くのだそうです。石が曲がっていると同じようにして、柱に線が付きます。その線のところを基にして、削っていくのだそうです。
hikarituke01.JPG

 でも、柱の中の部分の曲がりまでは、外の線からでは分かりません。そこで、石の柱が付くところに青チョークを塗ります。
hikarituke03.JPG

その上に、柱を置くのです。そしたら、柱の木が削られてなくて飛び出ているところに青い色が付くのです。その部分を少し削っていきます。そして、また、石の上に置いてみます。何度もやって調整するのだそうです。
hikarituke02.JPG

とっても、時間がかかるお仕事です。立った時には、その仕事の大変さが隠れてしまうのです。
大工さんの仕事は、すごいなってもとこちゃんは思いました。

<光付け(ひかりつけ)>
日本の建築の技法に「ひかりつけ」というものがあります。基礎石の上に柱を置きたいという時に、石の曲線に合わせて柱の下端部を削り、石と柱が密着するように作るのがこの技法です。既存の古民家は基礎石を置いてあることがほとんどですので良く見られます。また和室の床の間では丸太材や丸面のついた材を使うことが多いので、角の材との接合部分には「ひかりつけ」を行います。柱が太く大きいほど手間がかかります。
タグ:伝統構法
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