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長期優良住宅が倒壊? その後 [家]

長期優良住宅が倒壊?という実験は、昨年秋に新聞・ブログなどで話題になりました。
国の補助を受けた『長期優良住宅』は震度6強で倒壊してしまうのか!という驚きです。
このブログでも以前紹介しました。
http://kido-azusa.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29
2010年6月にその事業の報告が出されました。
http://www.kiwoikasu.or.jp/gijyutsu/21mo3.pdf
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まとめの部分の関連するところを要約しますと、
①長期優良住宅が倒壊した原因は、現段階では断言できない。
②長期優良住宅の最大耐力が予想より小さかった。
③建築基準法の1.8倍の地震動では倒壊したが、基準法の要求する耐震性能の146%で設計された耐力は十分保持していた。
そのあとで、今回の160%入力波(倒壊したときの入力波)は、震度7相当のJR鷹取の破壊力と勝るとも劣らないと分析されています。
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通柱が120mm×120mmの構造用集成材、管柱は105mm×105mmの構造用集成材です。土台と柱は金具でがっちり固定され、地震動でもなんともありませんでした。実験の映像を改めて見ましたが素人目には、柱と土台が固定され頑張りすぎた印象はぬぐい去れません。
http://www.bosai.go.jp/hyogo/movie.html
石場建てで建てた我が家と比較しても、木造3階建て、しかも長期優良住宅と銘打つ仕様とは信じられません。確かに、1つ1つの金具の強度、壁の量などは様々な実験を繰り返して、全体として長期優良住宅の水準を超えたかも知れません。しかしこの実験以後も根本的な考えを見直しすることなく木造設計がやられていくとしたらやっぱり不安です。それに実験からこの報告までが時間がかかりすぎています。
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タグ:伝統構法
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