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もとこちゃんちの家づくりのおはなし(25) [もとこちゃん]

もとこちゃんちの家づくりのおはなし(25)
床が張られてから、もとこちゃんはお家が見たくてたまりません。今日もお出かけです。
「床が終わったら、次は壁ですよ」と大工さんが教えてくれたので楽しみです。今日は三人がお仕事をしてみえました。大工さん二人と左官さん一人です。
左官さんは、以前塗って長い間乾かしていた壁の上に、黄土色に近い土を塗っていました。
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「これを塗って終わりですか?」とお母さんが尋ねました。
「いえいえ。この上に、もう一度塗りますよ。全体の厚みを出すんです」と教えてくれました。
「でも、次までにどれだけ時間をおいて塗っていくか、考えています」と左官さんは言われるのです。
もとこちゃんは「なあんだ。すぐに上に塗らないのか。早く完成するといいのに・・・」と思いました。
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左官さんは、たくさん説明してくださいました。壁塗りは、この梅雨の季節は本当に難しいそうです。土の中に入っている水分が乾かないと、黒い点々のカビが出てくるのだそうです。だから、天気の様子を見て、乾くように塗るのだそうです。
「壁塗りはいつがいいのでしょうか」とお母さんが聞くと
「梅雨があけてから冬までがいいよ。冬は冬でまたちがう問題が出てくる。中の水分が凍ってしまったりして」
でも、いつもその良い季節だけとは限りません。左官さんは、いろいろ工夫しているのだと思いました。

板の壁も張り始めています。トイレや洗面所、押入の中は板張りです。床の色とは少し違う杉の板でした。
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もとこちゃんは、どんどんお家ができあがっていくのを見て嬉しさいっぱいです。来て良かったと思いました。

お母さんは、帰ってから土壁でつくったお友達に聞きました。
「私の家は壁塗りは冬だったわ。そうしたたら最初の梅雨時期にはやっぱり、黒い点々のカビがいくつか出てきたわよ。でも、夏になって土の乾燥してきたら、カビは消えたから大丈夫よ」
お父さん、お母さん、もとこちゃんは、それを聞いてちょっと安心しました。
タグ:伝統構法
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